2008年02月29日

県内初確認のツクシカンガレイを展示

海南市の県立自然博物館で「地味だけど貴重な発見シリーズ」として、和歌山県で初めて確認された湿地環境に生育する植物「ツクシカンガレイ」が展示されています。
「貴重な発見」、でも見た目が地味で華々しいイメージとは反対に、展示映えしないため収蔵庫に収納されたままになることが多い…
県立自然博物館では、そのような標本にスポットを当ててシリーズで展示しています。
ツクシカンガレイはカヤツリグサ科の植物で、自然湿地や、休耕田、沼などの湿った環境に生育します。
1983年に福岡県で発見されましたが、正式に新種として発表されたのは2004年と最近のことです。
そのため、この植物の分布について詳しく調べられていません。
これまでに分かっている生育地は、九州の西側や、本州の日本海側と内陸部がほとんどで、太平洋沿岸地域としては愛知県に次いで2例目です。
和歌山県内で初めて確認されたツクシカンガレイは、これからの研究を進める上でも大変貴重なものとなっています。
地味だけど貴重な発見シリーズ「ツクシカンガレイ」の展示は、来月(3月)30日(日)まで、海南市船尾の県立自然博物館で行われています。
posted by hodo at 17:04| 報道部