2008年02月28日

学力診断テスト実施報告書まとまる

和歌山県教育委員会は、去年10月に県内全ての公立小学校4年生と5年生、中学1年生と2年生を対象に実施した学力診断テストの実施報告書をまとめました。
それによりますと、基本的な生活習慣が学力向上につながっていることや、読書をする児童生徒が学力でも高い水準にある傾向が強いことなどが浮き彫りになりました。
学力診断テストは、学習指導に関する課題を明らかにするとともに今後の指導に生かしてもらおうと、県教育委員会が平成15年から実施しているものです。
今年度は小学校6年生と中学校3年生が全国学力診断テストを受けたため、県内全ての公立小学校4年生と5年生、中学1年生と2年生のおよそ37300人を対象に、小学校では国語・社会・算数・理科の4科目、中学校では国語・社会・数学・理科・英語の5科目で試験が行われました。
報告書では、市町村別・学校別に各教科・各学年の問題ごとの正答率や分析結果、診断テストの結果を受けた指導改善事例などが掲載されています。
学力診断テストを分析した結果、各学年・教科とも概ね良好といえる状況にある一方で、小学4年・5年の国語、小学4年の理科、中学2年の国語・社会・理科に課題が見られました。
また全学年・教科を通じて、記述や論述問題の正答率が低く、無答率が高い状況にあることが分かりました。
また報告書には、県内の小学4年と中学1年の児童・生徒を対象に、生活実態や学習意識と学力との関連についての調査結果をまとめた「生活と学習に関する意識・実態調査」も掲載しています。
それによりますと、朝食を毎日食べ、運動やスポーツをして、8時間以上睡眠をとっている子供たちの学力は高い傾向を示していたほか、読書と学力の関係が強いことから、読書への意識と関心を向上させる手だてが必要と指摘しています。
学力診断テスト実施報告書は、各市町村の教育委員会や小中学校に配布され、指導方法の工夫改善に役立てられます。
posted by hodo at 18:31| 報道部