兵庫県の工事現場でケガをしたにもかかわらず、和歌山市内でケガをしたと偽り、休業補償給付金など合わせておよそ700万円を不正に受け取ったとして、和歌山市の建設業の男ら2人が詐欺の疑いで、きょう(27日)和歌山東警察署に逮捕されました。
この事件は、今年8月に時効を迎えるところでした。
捕まったのは、和歌山市榎原の工事業代表・丸岡昌幸(まるおか・まさゆき)容疑者(52歳)と、愛知県武豊町の建設作業員・木下晃(きのした・あきら)容疑者(60歳)です。
調べによりますと、2001年7月下旬、丸岡容疑者の会社が下請けだった兵庫県加西市の工事現場で、木下容疑者がケガをしたことに丸岡容疑者が目を付け、本来、兵庫県の西脇労働基準監督署に労災保険の給付金申請をするべきところ、和歌山市内の事故と偽り、木下容疑者の平均賃金なども改ざんした申請書を和歌山労働基準監督署に提出しました。
その後、2001年8月末から2002年9月末頃まで17回にわたり、合わせておよそ700万円の休業補償給付金などをだまし取った疑いです。
和歌山労働基準監督署からの告発を受け、和歌山東警察署が捜査していたところ、所在が不明だった木下容疑者が愛知県内にいることが分かったため、きょう(27日)2人を逮捕したものです。
調べに対して、木下容疑者は概ね容疑を認めていますが、丸岡容疑者は一部否認しているということです。
和歌山東警察署では、給付金の振込先となった木下容疑者名義の通帳を丸岡容疑者が持っていたことから、だまし取った金の流れや犯行の動機などについて、2人を厳しく追及することにしています。
詐欺罪の時効は7年ですが、今回の事件は、虚偽の申請書を提出した2001年の8月から7年が経過する、今年8月に詐欺罪の時効を迎えるところでした。
2008年02月27日
労災保険給付金をだまし取った男2人を逮捕
posted by hodo at 21:25| 報道部

